先日観に行った「刺青奇偶」、
余韻を一週間引きずりました わこです。 

仕事中に思い出してはぼんやりしてしまった。

東劇では7/20まで上映延長するみたいですよ!
もう一回行こうかなぁ…


さて、そのシネマ歌舞伎、
「入り口がこれだったら
もうちょっと早く歌舞伎にはまっていたかもしれないのに!」
というくらい 初心者でもとっても行きやすかったので、紹介させてください〜



1.そもそも「シネマ歌舞伎」って?
 

シネマ歌舞伎は、歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するという、松竹が開発した、映画とは全く異なる新しい映像作品です。」 (松竹のサイトより)
⇒詳細はこちら

…要は!名作歌舞伎を映像化して、映画館で気軽に観られるようにしてくれたものです! 


2.シネマ歌舞伎のいいところ◎
*1*お手頃価格で歌舞伎が観られる!
 

作品にもよるようですが、基本的には「一般2,100円(学生・小人1,500円)」。

歌舞伎座のいい席をとった日には
軽々と諭吉が飛んでゆくのに比べて
なんと庶民にやさしいことでしょうか。

それで映画館の、あの大画面で心ゆくまで熱演を観られるなんて、
なんと贅沢なことでしょうか。

*2*演目に迷わない!
 

「歌舞伎に興味はあるものの、どの演目を観たらいいかわからない…」
という方、多いのではないでしょうか?

現に私がそうだったのです。そもそも題名が読めない。
青砥稿花紅彩画』で「あおとぞうし はなのにしきえ」なんて学校で習わなかった

「シネマ歌舞伎」なら、既に劇場で好評を博している演目を
月に1つか2つ厳選して上映
してくれます。
えいやっ!と飛び込んでも絶対にハズレはないはず!!


*3*いつもの服装で観に行ける!
 

「歌舞伎って何を着て観に行けばいいの?」

歌舞伎に行く服装、初めてのときは迷いました。

ちょっといい服?どのくらいのレベルでいい服?
そもそもいい服って何?

「シネマ歌舞伎」は歌舞伎とはいえ映画館で観るものなので、
いつも出かけるときの服装で全然OK
最初の一歩で悩まないというのは結構ハードルを下げてくれますよ!

※ちなみに、劇場に歌舞伎を観に行くのも
そんなに気張った服装じゃなくて大丈夫なんだな、と
最近やっと分かってきました。


【まとめ】「シネマ歌舞伎」は初めての歌舞伎にうってつけ
 

興味はあるけど何だかんだ行けていない、
そんな「歌舞伎に行けない理由」を解決してくれるのが
「シネマ歌舞伎」だと思っています。

やっぱり一歩踏み出すには歌舞伎って高いし、
思い切ってチケットを取る、というところまでいかないんです。

私の「初めての歌舞伎」も映画館だったら、
もうちょっとスムーズに「和もの好き」になっていただろうなぁと
ちょっぴり悔しさもあったりしつつ。

思い立ったが吉日、ぜひ気軽に行ってみてください