ずっと行きたい行きたいと思いつつ、なかなかタイミングが合わなかった「今昔きもの大市」。
今回は幸いにも連休をいただいていることもあり、かつ浅草という行き慣れた場所だったので、やっと参加することができました!うれしい〜!
想像以上にとても楽しいイベントだったので、早速レポートします!
■開催概要
★詳しくは「台東館」のイベント情報もしくは公式サイトへ!
日程:5月3日(金)〜5月5日(日)
時間:10:00〜17:00 ※最終日は16:00まで
会場:東京都立産業貿易センター 台東館 4階南側
※入場無料です。
仲見世通りから雷門向かって一本右の「観音通り」を直進すると、左手に浅草寺の「二天門」が現れます。
そこを右折して通りを渡ると、真正面が「東京都立産業貿易センター 台東館」です。
もしくは、神谷バーの角を回り込んだ「馬道通り」沿いに歩くのも(むしろこっちの方が)分かりやすいかと。「台東館」はこの大通り沿いにあります。
そこを右折して通りを渡ると、真正面が「東京都立産業貿易センター 台東館」です。
もしくは、神谷バーの角を回り込んだ「馬道通り」沿いに歩くのも(むしろこっちの方が)分かりやすいかと。「台東館」はこの大通り沿いにあります。
■会場の様子
*何を売っている?
着物にまつわる様々なものを売っていました!
これからの季節にぴったりの夏物や夏用の襦袢、浴衣、単衣はもちろんのこと、
袷のお着物もたくさんありましたし、振袖なんかも結構見かけました。
帯も袋帯から名古屋帯(夏物もたくさん)、半幅帯まで品揃え豊富。
帯締め、帯揚げ、羽織紐にアクセサリーと、小物も充実!
羽織もありましたが、夏用は少なかったように思います。
*価格帯は?
まちまちです。
500円前後の小物や、1,000円着物・帯のコーナーを設けているところもあれば、本当に良いものを扱っているところもあり。
普段いただきものかリサイクルでやりくりしている私としては、手の届きやすい価格帯のものがかなり多く、悪魔の囁きが何度も聞こえました。
*試着はできる?
もちろんできます!
お店の方に断るのはもちろん必須だと思いますが、会場内に何箇所も茣蓙のようなものが敷いてあり、そこで実際に羽織ってみることができます。
着物も洋服もそうですが、実際に着てみないと分からないことって結構あると思うのです。
サイズ感、色味、顔映り、リサイクルのものだと目立つ位置にシミがないか、などなど。。
多くの方が入れ替わり立ち替わり試着をしていたので、臆せずに着てみた方が良いですね!
と、過去の自分への自戒を込めて。笑
*何店舗くらいあるの?
今回は22店舗のようです。
写真を撮るのを完全に失念してしまいましたが、会場ぐるりが着物だらけで眼福ですよ…!!
*所要時間はどのくらい?
私の場合を申し上げますと、二人で参加したのですが、
全店舗回り、あれこれ迷い、好きなお店の大量の帯を全て見て…と楽しんだ結果、
2時間半はあっという間に経っておりました。
もうちょっといられた。
目当てのお店がある、一人でさくっと見て帰る、などであれば如何様にも短縮できると思いますが、楽しもうと思えばいくらでも楽しめる場所です。笑
■本日の戦利品
ちゃっかり買ってしまいましたよ。
そりゃあ無理ですよ、あんなにかわいいものに囲まれた空間で。。
まずは「開好堂」さんにて、夏用の博多!
手持ちの夏着物と浴衣に合わせやすい色かなぁと思いまして。
会場にある着物で、手持ちのものに近い色のものにあれこれ合わせてみて決めました。
購入前、シミがあったので、会場の試着スペースで軽く試させていただくことに。
(撮影者の写真の腕の問題で色味が全然違いますが、上の写真が正しいです。。)
このシミがどうしても正面に来てしまい、うーんやっぱり諦めようか…と思っていたのですが、
ふとこの部分を裏返してみると、
シミがない。
もしかして、
関西巻きなら使えるのでは?!
「関西巻き」は、帯を時計回りに巻いていく締め方で、私はいつも反時計回りで締めているので逆巻きにはなるのです。
でも、リサイクルで出てくる名古屋帯だとこの「関西巻き」の折り目がついているものもあったりする。
いずれどっち回りにも巻けた方が便利に違いないので、関西巻きを習得する良い機会にもなるなぁと
そんなわけで1,000円にてお家に来てもらうこととなりました。これからよろしくね。
***
それから同じく「開好堂」さんにて、紬の単衣。3,000円。
かわいい〜さわやか〜!!
裄も身幅も十分だったので、お稽古でも着られるなぁと思いつつ、
汗まみれにしてしまうのももったいないので、まずはお出かけで気軽に着ようかなと思います。
さっきの帯とも相性抜群。
単衣は何だか時期が難しいんですよね。。
でもこの記事に書いた半衿付きのスリップも今年は強力な味方となってくれるはずなので、
単衣の時期もガンガン着られたら嬉しいなぁと思います。
***
最後は「まる福」さんの、絽の半衿!500円!
やわらかいお花柄。
見えるのはほんのちょっぴりですが、浴衣にしろ夏着物にしろ、あの繊細な生地からちょこん、とこの色が覗くと思うと、何やらわくわくしてしまいます。
絽の半衿、他にもたくさんあって迷いに迷いました。。
迷う時間もまた幸せ。笑
■感想
今回出店されていたお店は、普段行ったことがないところばかりで、何だかどこも雰囲気が目新しくてテンションが上がってしまいました!
会場にいらしている方の着こなしもおしゃれで、すれ違う方のお着物を見ては「今の方のかわいい!」「素敵な着方…!」 と感動しておりました。笑
このような着物イベントに初めて足を運んだのですが、何かしら目的を持っていかないと危険ですね。
「うっかり買ってしまう」という最も避けたい事態が容易に起きる、充実の着物空間でした。
またお財布の紐をゆるめられそうな時期が来たら、是非とも参加したいイベントです