ほんのり*和もの好き

歌舞伎や文楽、日本舞踊、着物のことなど、肩肘張らない「和もの」の楽しみを、初心者の視点で語ります。

踊りのちょっと嬉しかった話。

日本舞踊、この5月で7年目に入りました。

「結構やってるんだね!」と言われることが多いですが、
芸事の世界ではぺぇぺぇです。
初心者の気持ちで続けています。

というか、

初心者の状態からあんまり進歩してないんでーすへへへ

* * *

そんな中、先日のお稽古で
先生に「ちょっとだけ上達した」と言っていただけたのです

なんでもない顔して聞いたけど、
内心めちゃくちゃ嬉しい。 

ただ、

その日のお稽古は
「今日はあんまり体が動かないなー」と感じていたので、
素直に喜んでばかりもいられないんですよね。

自分では「今日はよくない」と思っていたのに
先生に「今日はいい」と言われたわけだから、

自分じゃまだ良し悪しがわかってないっていうことですよねー(´・ω・`)無念

***

日本舞踊を初めて7年間、

一度たりとも嫌いな曲に出会ったことはないし、
お稽古が面倒だったこともありません。

7年目の今でも、始めたころと同じくらいかそれ以上に
毎回のお稽古が楽しみで、わくわくしてたまらない。

それなのにあんまり上達しないのが
なかなかつらいところではあるのですが、

幸い それでも嫌になる気配が全くないんです。


永遠の初心者の気概で、
引き続き汗みずくになりながら踊り続けたいと思います。

 

おにぎりの具、何が好き?おにぎり好きのおすすめ5つ

高校時代のあだ名は「おにぎり娘」でした。わこです。


今日のお昼ごはんに、職場近くの居酒屋で
おにぎりランチを食べてきたところ、

生来のおにぎり熱がふつふつしてきたので、

今日はおにぎりを語ります。



私のおにぎり好きは歴史が古く、
すでに小学校の卒業アルバムには、
「好きな食べ物…おにぎり」という記載が見えます。

社会人になり、職場近くのランチでまず探すのは
やっぱりおにぎりが食べられる場所なのでした。

なんたって、あのシンプルさは安心するんです。
仕事中の心のオアシス。

お米と海苔は、日本人の心の味なのではなかろうか。


そんな年季の入ったおにぎり好きの、おすすめおにぎりをご紹介します。
(コンビニおにぎりじゃなくて、おうちおにぎりの話です。)

***

◼梅おかか

梅干しの種を取り除いて包丁でたたき、
おかかとあえて 醤油をたらす。

初めて作ったときにベストバランスでできて、
あまりのおいしさに感動した記憶があります。
しかしその後なかなかうまくいかず、もどかしい。


◼おかか

具として中に詰めるのより、
ごはんそのものに混ぜこむ方が圧倒的に好きです。

ごはんにおかかを散らして、醤油はちょっと多目に。
ごまを一緒に混ぜこむと、香ばしくてさらに美味しいです。
海苔との相性も抜群。さすが海のもの同士。


◼塩昆布

塩昆布はもはや万能調味料だと思います。
中に詰めても、混ぜこんでもおいしい。
特にこちらで手をかけずとも、
塩昆布がそこにある限りおにぎりは安心です。


◼しその実

最近見ないのですが、子どもの頃に食べた
しその実おにぎりが忘れられません。
ぷちぷちとした食感と、
噛んだ瞬間に広がる爽やかな香り。

あぁ食べたい。


◼ごま塩

ごまは絶対黒ごま。黒ごまの香ばしさが好きなんです。
塩は多め。特に持ち歩くときは多め。

ものすごくシンプルですが、
お米のおいしさを引き立てるのは
やっぱりごまと塩だと思っています。



家によってもおにぎりの具は、全然違うんだろうなぁ。
友達はスパムとか卵焼きとか入れてました。

おにぎりについては語るだけでもう幸せ。
おにぎり娘、引き続きおにぎりを愛して生きていきます。

自然と前向きになれる漫画『舞妓さんちのまかないさん』

今、お稽古場で流行中の漫画があります。

それが、『舞妓さんちのまかないさん 』(小山愛子)。

絵がかわいいのはもちろんのこと、
自然と背筋が伸びるような、
何かに一生懸命になりたい!と素直に思えるような漫画です。

大好きな漫画が、また一つ増えました。

舞妓さんちのまかないさん 1 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕) [ 小山 愛子 ]

価格:648円
(2018/7/27 23:04時点)








見どころ1*キヨちゃんの作るごはん・お菓子


キヨちゃんは、この漫画の主人公。
舞妓を目指し、幼馴染のすーちゃん(すみれ)とともに
16歳で故郷・青森から京都花街に出てきました。

しかし、キヨちゃんはとある事情から、
舞妓さんたちの普段のごはんを作る「まかないさん」として
屋形に身を置くことになるのです。

キヨちゃんは、いつも舞妓さんたちのことを思いながら、
ていねいにごはんを作ります。

時には、お菓子や飲み物で彼女たちの疲れを癒します。

そのおいしそうなこと!

絵から優しさと温かさが伝わってきて、
幸せな気持ちになります。


見どころ2*舞妓さんたちの着物・生活


舞妓さんと言えば、華やかな着物。
この漫画では、かわいらしい舞妓さんたちの着物姿
何ページにもわたって眺め暮らせるんです〜!!!

花街ならではの年中行事や、
舞妓さんたちの暮らしも興味深い。

特に屋形での日常や、貴重な休日の過ごし方なんかは、
舞台裏をのぞいちゃったみたいで楽しいです。


見どころ3*温かな人間模様


見どころ1でも触れたけれど、
この漫画の好きなところは、キヨちゃんのさりげない優しさ。
(しかも本人が天然なので、優しさに全然嫌味がない)

そしてキヨちゃんとすーちゃんの、幼馴染だからこその
厚い信頼関係、お互いへのまっすぐな敬意。

モノローグがあるわけではないのに、
ちょっとした表情や行動からものすごく伝わってきます。

仕事で疲れたときとか、ちょっとへこんだときに読むと、
この押し付けがましくない温かさにほろっとくるのです。


見どころ4*努力の天才・百はなちゃん


「百はな」は、すーちゃんの舞妓さんとしてのお名前。
百はなちゃんはめきめきと実力を伸ばし、
京都花街のホープとして活躍しはじめます。

そんな百はなちゃん、実はみんなが寝たあとや
まだ寝ているような早い時間にも、
一生懸命 踊りの練習をしています。

時間ができればお茶屋さん回り(ご挨拶回り)に勤しみ、
どこのお茶屋のおかあさんがどんなものを好きなのか、
何をしたら喜ぶのか考える。

とにかく怠けることがない、努力の天才です。

そんな百はなちゃんの姿に、
私はいつも勝手に刺激を受けて、

私ももっともっと頑張りたい!

と至極素直に背筋を伸ばしているのです。


◎前向きに頑張りたいときにおすすめ!


なんだかもう頑張れないかも、とか
うまくいかないことだらけ、とか

そんなときにぜひ手に取ってみてください。

おいしそうなごはんやお菓子に癒されながら、
優しく背中を押してもらえると思います。 

現在6巻まで出ていて、継続中です。
7巻は今秋発売予定とのこと。

すでに次巻が楽しみです〜

 

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プロフィール

わこ

◆首都圏在住╱平成生まれOL。
◆大学で日本舞踊に出会う
→社会に出てから歌舞伎と文楽にはまる
→観劇5年目。このご時世でなかなか劇場に通えず悶々とする日々。
◆着物好きの友人と踊りの師匠のおかげで、気軽に着物を着られるようになってきた今日この頃。

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