こんにちは!永遠の初心者・わこです。

先日友人と飲みに行った際、
「歌舞伎って興味あるけど、敷居高くてさ〜」
というよく聞くセリフをそっくりそのまま投げかけられました。

いやいや、ここで「だよね〜」で終わらせたら
和もの好きブログの名が廃る!!!

ということで、ちょっと緊急シリーズを作ります!

その名も

初めて歌舞伎★思い出しルポ」!!!

私わこが初めてちゃんと歌舞伎を観に行ったときの、
きっかけから演目の選び方、
用意したものや当日の過ごし方まで、
段階を追って思い出しながらルポを書きますっ!

まずは第一歩も第一歩、
「きっかけと演目の選び方」から。

友人Aよ、こんな感じで私は高い敷居を跨いだぞ。

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 2017年某月某日。
新聞に片岡仁左衛門さんの記事が載りました。

その内容というのが、国立劇場での公演
霊験亀山鉾(れいげんかめやまほこ)』のお話。 

当たり役と言われる「藤田水右衛門」について、
「この役をやるのは最後かもしれない」
とおっしゃっていたのでした。

仁左衛門さんのその言葉に、
「これは行っとかないと絶対に後悔する」と思ったのです。

***

というのも、私が歌舞伎に興味を持ったのは、
あまりにも大きすぎる方々が、相次いで亡くなったあとでした。

十八代目・中村勘三郎さん。
十二代目・市川團十郎さん。
十代目・坂東三津五郎さん。 

なぜもう数年早く歌舞伎を観ていなかったのかと、
何度後悔したか分かりません。

すでに日本舞踊には出会っていたのに。 

***

テレビで度々、その端正なお姿を拝見している
仁左衛門さんの当たり役。

これを逃したら、もう機会がないかもしれない。

そう思ったらいてもたってもいられず、
私は迷わずチケットを予約したのです。

誰かを誘っている暇などありません、
気付いたら即行動に移せるフットワークの軽さは
一人ならではなのですっ!!!(…ちゃんと友達いるもん。)


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というわけで、初めて自分でチケットをとった歌舞伎は、
平成29年10月の国立劇場歌舞伎公演『霊験亀山鉾』 。

ええ、全く知らない演目でしたよ。 

選び方のポイントといったら、

1.知っている役者が出ている
2.その方の当たり役である
3.その役を、今後もう一生観る機会が来ないかもしれない!


という3つでしょうか。

私の場合、のっぴきならないきっかけがあったのが幸運だったと思います。

***

さて、次回第2弾は 「当日編」です。
持って行ったもの、買ったもの、過ごし方など
頑張って思い出す予定ですので、
何卒お付き合い よろしくお願いいたします!


それにしても「連獅子」のイラストがあるなんて…
いらすとやさん本当に尊敬します…