ずっと欲しかったものをついに買っちゃいました!

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ポータブルカセットプレイヤー

╲╲今どき!!╱╱

これで踊りの音源が持ち歩けます~✨

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日本舞踊のお稽古では、
カセットテープが今も現役で大活躍しています。

たぶん今通っているお稽古場に限った話ではないはず。
以前いたサークルでも、ずっとカセットです。
思えば幼い頃に通っていたバレエ教室もカセットだったような…

サークル時代は、カセットのアナログさに
正直いらいらすることもあったのです。

しかし、慣れてくると意外とカセットは使いやすい

踊りのお稽古は、
とにかく音源を早送りしたり
巻き戻ししたり(主にこっち)の繰り返しです。

そのときにCDだと、
ちょっとした弾みで前の曲に戻ってしまったり、
戻るスピードが速すぎて
「ほんのちょっと戻したい!」
というときに上手くいかなかったり、
なかなか思うようにならない。

「一時停止ボタン」「停止ボタン」の押し間違いも多発して、
しょっちゅう面倒なことになるのです。
(停止ボタンは、曲ではなく
CD自体のアタマまで戻ってしまうので…)

その点カセットはシンプルです。
非常に人間らしい時間で動いてくれます

確かに傷みは早いし壊れもしますが、
それもまた、よくお稽古した証だと思えます。笑

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そんなわけで、お稽古用の音源は大体カセット。

今回も例に漏れずカセットに入れていただいたのですが、
なかなか曲が頭に入らず、振りも覚えられないので
いつでもカセットを持ち歩きたいな、と。
 
こう思うことはとてもよくあって、私の場合
曲が覚えられないと振りも入りにくいのです…

まずは曲に慣れるために、
空き時間を使って積極的に聴こうと思います。

幼い頃からカセットで音楽を聴くことに親しんではいましたが、
まさかこの歳でカセットを持ち歩くことになるとは。

おもしろいですね。

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ちなみに、カセットよりも前は
レコードでお稽古していたとのこと。

巻き戻すときは、針を置き直すのですが、
踊りが上手な人は針を置くのも上手いのだそうです。笑

間の感覚とか、音を聞き取る力とか、
そういうものが養われるのでしょうか?

でも確かに普段のお稽古で
カセットテープ係をやるときは
(他の方のお稽古で先生が立っていらっしゃるときは、
各々持ち回りでカセットをかけます)


どの歌詞のところで音を止めたか
どのような音の雰囲気のところから始まったか
など、意識しながら音をかけるようにしています。

一生懸命に音を聞くことも、
大事なお稽古になっている気がします。 

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さて、これから何度も早送りされ、
巻き戻されるであろう、
新しい曲を入れたカセットテープ。

このポータブルプレイヤーで、さらに消耗されそうです。

しかもプレイヤー側が60分テープ推奨のところを、
うっかり90分テープに音を入れてしまった…
録音可能時間が長ければ長いほど、
テープが薄いので消耗が激しい
ようです。。 

無事に踊り終わるまで、テープが何とか持ってくれますように。