金夜は、一週間頑張ったごほうびに
Eテレで「にっぽんの芸能」を観るのが
一番の楽しみです。
さて、早くも12月の話ですが。
もうどうしたらいいのやら という感じです。
何せ観たいものが多すぎる!!
以下、12月に待っている文楽・歌舞伎公演(上映)をまとめます。
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【国立劇場】
◆文楽公演
・12月文楽公演
鎌倉三代記(かまくらさんだいき)
伊達娘恋緋鹿子 (だてむすめ こいのひがのこ)
・12月文楽鑑賞教室
団子売(だんごうり)
菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
寺入りの段、寺子屋の段
◆歌舞伎公演
通し狂言 増補双級巴(ぞうほふたつどもえ)―石川五右衛門―
【歌舞伎座】
◆昼の部
幸助餅(こうすけもち)
於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
お染の七役
◆夜の部
壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
阿古屋
あんまと泥棒
二人藤娘(ににんふじむすめ)/傾城雪吉原(けいせいゆきのよしわら)
※日によって演者・プログラムが異なるようです。
【シネマ歌舞伎】
野田版 鼠小僧 (のだばん ねずみこぞう)
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詳しくはまた物知らずシリーズを更新しますが、
どれも見逃したくないんですよ…!
文楽はいずれも、私でも耳馴染みがある演目。
なのできっと代表的なお話なのだと思います。
しかも歌舞伎のように毎月公演があるわけではないので
やっているときはできる限り行きたい。
国立劇場の歌舞伎は、石川五右衛門。
あの和風パスタ屋の。
11月に「楼門五山桐」を歌舞伎座でやるので、
そのあとに見に行ったらきっと面白い。
五右衛門の配役も同じ
中村吉右衛門さんですね!
宙乗りもあるとのこと。
宙乗りは映像でしか見たことがないので、
仕掛けとして見てみたい気持ちがあります。
歌舞伎座は、知っている演目こそ少ないけれど、
お染の七役の演じ分けは気になるし、
坂東玉三郎さんが以前テレビで語っていらした
「阿古屋」を生で見られるまたとない機会。
そしてシネマ歌舞伎の「鼠小僧」、
これは今月のシネマ歌舞伎を観に行った際、
予告編の時点で映画館が笑いに包まれていた(!)作品。
絶対に面白いと思うんです。
いい気分で一年を締めくくれそう。
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そんなわけで、
どれも見逃せない理由があるのです。
悩ましいですね。。
どう選べば自分の体力と財力が持つのか。
予習をしつつ、優先順位をつけて
じっくり考えたいと思います。
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それにしても…
以前こんなことをつぶやいたのですが、
亀池わこ@和もの初心者🐥@wako_k25
12月、国立劇場の文楽は絶対に行くけれど、歌舞伎座も行きたい。
2018/10/18 22:21:48
11月歌舞伎座の「楼門五山桐」のあと、12月国立劇場の石川五右衛門を観るのも面白そう。
文楽も歌舞伎も「伝統芸能」と思って観てはいないけれど、
何百年も続いている芸… https://t.co/J4hruGsCSo
これ、本当にすごいと思うのです。
実際に観てみると、「伝統芸能」とはいえ
全く古びずに、現代っ子の目からしても面白い。
現代の芸能と同じ気持ちで楽しみにすることができるのです。
通の方の目からしたら、
「昔の歌舞伎はこうじゃなかった」
「昔の文楽はもっと…」
というのがあるのは重々承知していますが、
大局的に見れば、
文楽・歌舞伎という芸能が現代にも
これだけ「普通に」受け入れられていることが
すでに凄いことなんだと私は思います。
今見られるものは見ておかないと絶対に後悔するので、
体力・財力ともに何とかやりくりしながら見続けたいものですね。
当面の問題として、
ほんとに12月どうしよう。。。