この企画は、知識が足りないゆえに
歌舞伎への第一歩を踏み出せずにいる方
の背中を押すべく、
歌舞伎歴1年半の初心者が何を知っていて、何を目的に、
どのチケットを買うのか
をさらけ出す企画です。
初心者の無知っぷりと、この1年半でちょっと学んだことを、
背伸びせず、恥ずかしがらずにお伝えできればと思っています。


物知らずシリーズ、大変に遅くなりましたが7月分です。もう6月終わる。。
(いや、でもこの記事などなくても7月は情報に溢れるはずだと確信しております。なぜなら、)

7月の歌舞伎座は海老蔵さん祭りです。
ご子息の勸玄くんもご出演とあって、6月20日時点ですでに昼の部は全日程売切れ
夜の部も3階席はA席、B席ともに満席です。ひえぇ 

そんな七月大歌舞伎、きっと初めて歌舞伎をご覧になる方も、いつもより多くいらっしゃるのではないでしょうか。

全演目の見どころなどは、すでに公式サイトに掲載されていますのでそちらをご参照いただき、
「歌舞伎公式総合サイト 歌舞伎美人」七月大歌舞伎の情報はこちら)(当方完全なる出遅れ)
ここでは「歌舞伎初心者、こんな感じの予備知識で観に行きますよ!」というのを晒します!




■歌舞伎座 七月大歌舞伎の演目は?


7月の歌舞伎座。
演目は以下の通りです。

【昼の部】
一.新歌舞伎十八番の内
 高時(たかとき)
二.西郷と豚姫(さいごうとぶたひめ)
三.新歌舞伎十八番の内
 素襖落(すおうおとし)
四.歌舞伎十八番の内
 外郎売(ういろううり)

【夜の部】
通し狂言
星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)
 成田千本桜


今月は比較的読みやすい演目名が並びますね!
それだけでちょっぴり安心感があります。


■各演目について、現時点での知識


*そもそも知っている演目はあったのか?


【昼の部】

「素襖落」は、昨年11月に歌舞伎座で観ました!
尾上松緑さんの太郎冠者でした。楽しく観た記憶。
同じ演目、結構ちょこちょこ出るんですね。 
 
「外郎売」、こちらは演劇をかじっていた時代に馴染んだもの。
歌舞伎としては完全なる初めましてです。むしろよく本物知らずにやってたな。
 
あとは残念ながら、存じ上げませんね…。
名前すら知らなかった演目2つです。

【夜の部】

何も分かりませんっ!(簡潔)
でも場面の名前を見る限り、「義経千本桜」が元になっているのかしら…?


*現時点で知っていることは?


◇素襖落


狂言がもとになった、気軽で楽しい演目だったと記憶しています。

遣いに行った先で、散々酒を振舞われた上に、褒美に素襖(すおう、武士の礼服の一つらしいです)までもらった太郎冠者(たろうかじゃ)

せっかくもらった素襖を主人に取られまいと、必死に隠し通そうとするのですが、
いかんせん太郎冠者はすっかり酔っ払っているわけです。 

千鳥足で頭もいまいち鈍くなっている太郎冠者と、その主人との間の素襖攻防戦が笑いを誘います。


◇外郎売

「外郎売」と言えば、早口言葉の長ゼリフが有名なのではないでしょうか?

かく言う私も演劇部時代、一生懸命練習しました!
歌舞伎がもととは知っていましたが、当時は歌舞伎が何かを知らなかったので、ただ闇雲でしたよね…。
当然知らない言葉ばかり出てくるので、なかば呪文のように覚えた記憶があります。笑 

この早口に至る流れは全く知らないのですが、ぜひ本物を聞いてみたいものです。


◇成田千本桜

この演目自体は知らないのですが、元になっているであろう「義経千本桜」は浄瑠璃の三大名作の一つで、とても有名な演目です。

通しではなかなか上演されませんが、「渡海屋」「大物浦」「鮨屋」「吉野山」なんかは単独でよく出ているようで、テレビ放映も多く、いずれもどこかしらで観たことがあります。
(「鮨屋」を今年2月に観たときの感想はこちら

私が観劇を始めたこの短い間に観ることができているのだから、相当頻繁にやっていると思っていいのではないかと。笑

全編通すと主人公がどんどん変わってしまうので、その辺がどのようになるのか分からないのですが、きっと見どころ盛りだくさんの舞台になるのでしょう!

各場面の主人公的な役を、全て海老蔵さんが早替りでなさいます。
宙乗りもあるようです。凄そう。


■観てみたい演目は?


やはり知っている演目として、「素襖落」「外郎売」は気になりますね~。

特に「外郎売」は、海老蔵さんのご子息・堀越勸玄くんが、早口の長ゼリフを勤めるようですよ!
市川新之助襲名を来年に控えた勸玄くん、ご活躍が楽しみです。

夜の部は、先述しましたが海老蔵さんが13役の早替り!
4時間ほどの長丁場を、これだけ替わりながら勤めあげる物凄さ。

どれを観ても、きっと見ごたえがあるんだろうなぁ。


■どのチケットを買う?


7月も幕見になりそうですね…何せチケット買えないので…

でも幕見席も相当混雑するのではないかと。
5月の團菊祭、海老蔵さんの出る幕はとても並んでいたと聞いています。

今回もみなさん早くから通しの切符を買いに並ぶんじゃないかなぁ、と私は踏んでおります。
途中から観ようとすると立ち見になりそうな気が。。

Twitterで「歌舞伎座幕見」と検索すると、幕見の混み具合情報を多くの方が提供してくださっているので、行く前に状況を見ておいた方がいいかもしれません。

それにしても海老蔵さん&勸玄くん恐るべしです。さすがです。


■まとめ


海老蔵さん、実はそれほど観たことがあるわけではないのです。
昨年の團菊祭で観たくらい。あとはシネマ歌舞伎で拝見したのが一回でしょうか。
今年の5月も見損ねているので

でも、その少ない機会でも、やっぱりとても印象に残っています。存在感がすごい。
ぜひまたしっかり拝見したい!

夏本番の7月、幕見席の切符売り場に長時間並ぶのはなかなかしんどそうですが、水分と塩分を欠かさぬように気を付けつつ頑張りたいと思います!笑