ほんのり*和もの好き

歌舞伎や文楽、日本舞踊、着物のことなど、肩肘張らない「和もの」の楽しみを、初心者の視点で語ります。

2019年01月

「勢獅子」初心者はこう楽しんだ!~壽 新春大歌舞伎 夜の部感想


歌舞伎座・新春大歌舞伎、感想第2弾です!

今回は夜の部・二幕目の「勢獅子。読み方は「いきおいじし」でなく「きおいじし」ですよ!お間違いなく!

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改めてすんごいジャギってる。泣




■初心者でも楽しめるのか?


楽しめるはずです!!!

新春にふさわしい、華やかで目がずっと楽しい舞踊です。
幕が開く前から聞こえてくる音楽に、もうすでにわくわくします!
いろんな役の、いろんな踊りが詰め込まれ、後半に出てくる獅子舞もチャーミング。会場が沸いていました!

お祭り好きの方は特に、絶対楽しめる演目だと思います。 


■私はこう見た!ここが好き!


もともと踊りが好きではあるのですが、「勢獅子」は楽しいものと知りつつなかなか観る機会がなく、今回とても楽しみにしておりました。

先にも書きましたが、とにかく音楽がとても良い!
幕が開く前から太鼓と笛とチャンチキ(当たり鉦)の音が聞こえ、お祭りムード満々です。
私はこの「太鼓×笛×チャンチキ」の音に無条件にテンションが上がってしまうのです!笑

幕が開いた先には、浅葱幕。水色の布で、舞台全体が隠されています。
この浅葱幕というのがこれまた大好きで(笑)、いつもこれが振り落とされるのが楽しみでならないのです。

さぁ、浅葱幕がちょっと前に出てきて、チョン、と柝が鳴り、幕が振り落とされると、

舞台一面にずらりと並んだ鳶と手古舞の華やかさ!!

お江戸の粋を集めてきたような眺めに、「わぁっ!」と思わず笑顔になってしまいました。

中央は鳶頭・亀吉中村芝翫さん。 
そこに芸者お京中村雀右衛門さん)とお駒中村魁春さん)を連れて、もう一人の鳶頭・鶴吉中村梅玉さん)が花道から登場します。
 
鶴吉が本舞台に上がり、お客さんも一緒に手締め。
お正月ですねぇ、おめでたい感じがいや増します。

まずは鳶の者と手古舞の踊りです。
(手古舞というのが何だかよく知らなかったのですが、どうやらざっくり言うと男装をした女性の踊りのようです。)
横一列、鳶と手古舞が二人一組で踊ります。華やか。

そして鳶頭の二人が、曽我兄弟の物語を踊ってみせます。
ここ、私はとっても好きでした!さすがのキレ!
梅玉さんの踊りを初めて観たのですが、ぴしりときまってとても格好良かった。

その後は鳶の者たちの踊り、滑稽味のある「ぼうふら踊り」、芸者の踊り、獅子舞、お面…とめくるめく踊りの世界が展開します。
芸者の踊りも粋ですねぇ…! 

そして何より、獅子舞とお面が素晴らしく楽しい!

獅子舞は、中村福之助さん(前足)、中村鷹之資さん(後ろ足)で演じていらっしゃるようです。
とにかく愛らしい。運動量がものすごいはずですが、それを感じさせないくらいかわいらしい。

お獅子がうとうとして、がくんと船を漕いだ瞬間に後ろ足もぴくっと動くのがリアルで好きでした。笑
そして獅子頭って耳も動くんですね。あの図体で耳だけぴこんと動くのが、たまらなくかわいい。

その後のお面の踊りも非常に良いです!
ひょっとこが鷹之資さん、おかめ(?)が福之助さんとのこと(大変失礼ながら自力で分からず、調べさせていただきました…)
とにかくお二方とも動きが軽くて、観ていて本当に楽しかった

最後は全員で、華やかに納めます。
あぁ終わってしまう…もう一回最初から観たい!笑


■まとめ


浅葱幕が振り落とされたときのあの高揚と、終始楽しい音楽と、気分の晴れるような踊り。
心の底からおかわりしたい、大好きな演目でした!

最初から最後まで、思わず笑顔になってしまう舞台です。
日本舞踊や歌舞伎を観たことがない方もきっと気軽に楽しめると思うので、ぜひ幕見でも行ってみてください!
18時18分から18時52分まで、料金は800円。

私は仕事帰りに寄り道コース決定です。笑

「絵本太功記」初心者はこう楽しんだ!~壽 新春大歌舞伎 夜の部感想

2019年初観劇!
門松も青々とおめでたい雰囲気の歌舞伎座に、早速足を運んでまいりました!

まずは夜の部・一幕目の「絵本太功記(尼ヶ崎閑居の場)から、初心者なりの感想と楽しみ方をレポートします。

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すんごいジャギってる。泣




■初心者でも楽しめるのか?


私は大いに楽しみましたが、眠くなる方もいらっしゃるのではないかと(終わった後に前後左右から「寝てしまった」という声が聞こえてきたので)…。

武智光秀vs真柴久吉という構図と、登場人物それぞれの関係性が分かれば、ストーリー自体は難しくないと思います!

眠くなる要因としては、「役者がセリフを語る」というよりも「竹本の語りに合わせて役者が動く」割合が多いからではないでしょうか。
(これは人形浄瑠璃が基になっている「義太夫狂言」の特徴のようです。)

ですがその分、役者さんたちの動きの美しさを存分に楽しめます!
私個人としては義太夫が結構好きなので、太棹の音が作り出す重厚な雰囲気を味わいました。


■私はこう見た!ここが好き!


印象に残ったところを、物語を振り返りながら語ります!今回は長いです!笑

***

舞台に最初に登場するのは、光秀の息子・十次郎松本幸四郎さん)。
見目麗しい十次郎の、太刀を置く所作に憂いが見えて、惹かれました。
それはそうですよね、十次郎はこれから討死する覚悟を決めているわけですから…。

そこに登場するのが、十次郎の許嫁・初菊中村米吉さん)。
赤の着物にきらきら光るかんざし、登場するなり舞台がぱっと華やぎますが、物語上は悲しい場面です。

まだ祝言も済んでいないのに、十次郎は討死するかもしれない。
おまけに「自分は死ぬから、初菊は他の相手を見つけた方が彼女のためだ」なんて言って…男はいつもこうして勝手にかっこよく散ろうとするんですよっ!笑

十次郎に行ってほしくなくて、必死にとどめるけれど、結局出陣の用意を手伝うことになってしまう一連の初菊のかわいらしいこと…!守ってあげたい!!笑
初菊にとって、兜はうんと重いのです。。工夫しながら一生懸命運びます。

鎧兜に身を包んだ十次郎と、許嫁の初菊は、皐月(光秀母=十次郎祖母、片岡秀太郎さん)と(光秀妻=十次郎母、中村雀右衛門さん)が見守る中、盃を交わします。
これは十次郎の初陣祝いと、二人の祝言を兼ねているのですが、初菊にはこれが「別れの盃」になることが分かっているんですよね。
竹本に耳を傾けると「悲しさをこらえて笑顔で」みたいな内容のことを言っていて、切なくなります。

さて、十次郎が出陣したあとに一瞬だけ登場する旅僧中村歌六さん)。
家族が悲しみに暮れている中、「お風呂沸きましたよ!」というだけの登場で「いやいや今じゃないでしょ」という感じなのですが、
この人、去り際が怪しい。何やらこの部屋の様子を伺ってから去っていく。

それもそのはず、この人こそが光秀の敵・真柴久吉なんですよね。
歌舞伎はこういう「実は〇〇」が多くて気が抜けません。笑

家族が奥の部屋へ入り、無人になった舞台にやってくるのが武智光秀中村吉右衛門さん)。
竹藪からがさごそやってくるのですが、

いやもう、かーっこいいですよ。

この場面において光秀は結構な悪いやつなのですが、存在感が凄い。

光秀はここに敵である久吉がいると知り、やってきたのでした。
その辺に生えていた竹を切って竹槍をこしらえると、障子の向こうにいるであろう久吉めがけてぐさりと一刺し。

ところが障子の向こうにいたのは、久吉ではなく自らの母・皐月。
敵を刺したと思ったのが、何と光秀は実母を刺してしまったのです。

この皐月の嘆き。
そもそも光秀は、主君である小田春永を討っている。主君を討つなどという家名を汚すことをした者の母なのだから、自分がこのように死ぬのは当然、と。
皐月は何も悪くないのに。。しかもだからと言って光秀がこのようなことを起こしていいはずもないのに!

光秀の妻である操も、「善心に返るとたった一言聞かせてたべ」と改心を懇願しますが、光秀はにべもない。
自分の正当性を堂々と語る始末です。(そしてそれにまた妙な説得力があるのです。。)

この場面の操、心のやりようがないだろうなぁ…。
自分の愛する夫を信じたいという気持ちがあるのは間違いない、でもその夫が自分の母を目の前で死に追いやってしまった。
上のセリフに、そんなどうしようもなさを私は感じました。

そこに、深傷を負った十次郎が戻ってきます。

ここからの場面が一番印象に残っています。

母親や妻の言葉を突っぱねていた光秀が、虫の息の十次郎に見せるのは、親の愛以外の何物でもない

「傷は浅いぞ、気を確かに持て」と十次郎に丁寧に水を飲ませ、
「ててじゃ、ててじゃ…てての顔が分かるか」と語りかけるあたり、今までの光秀からがらりと雰囲気が変わり、ぐっときました。

気が付いた十次郎に、光秀は戦の様子を語らせますが、

これ、語ってる間に絶対傷深くなってますよね。
死に際になんて無茶させるんだ…さっきまでの優しさはどこ行ったよ…。

そして十次郎は、祖母とともに息絶えます。
死に際の初菊とのやり取り、泣かせます。
もう目が見えない十次郎。初菊の手を取ろうとしますが、どこにあるのか分からない。
初菊の方から手を取ることは、おそらく女性としてお行儀が悪くてできないのでしょう。十次郎が探りやすい位置に、何度も手を置き直す初菊の切なさ。

自らの蒔いた種で、母親と息子を死なせてしまった光秀。
さしもの光秀も、思わず涙に暮れます。

そこに、遠くから軍の寄せる音。
光秀は松の木に登って、様子を確かめます。

「和田の岬の弓手より〜」から始まるこの光秀のセリフ、かっこいいです。

そして光秀の敵に当たる久吉が姿を現わすのですが、
敵の姿が見える前の、光秀の「挟まれた感」が興味深かった。
舞台上手の部屋の方から久吉、花道奥の鳥屋からは久吉の家臣・佐藤正清中村又五郎さん)の声が聞こえるのです。
声だけで「今は逃げ場がなくなった」と感じる場面でした。

そして正清の動きのキレ
槍に足をかけてきまるまでの一連の流れ、登場時間は短いものの、非常に印象に残っています。

久吉は、今ここで決着をつけるのではなく、後日山崎で戦おうと光秀に申し出ます。
光秀も思うところあってこの提案を飲み、最後は上手から久吉・光秀・正清と並んでの見得で幕となります。

この最後の見得が!素晴らしいので!最後はせめて起きてください!!

 

■これさえ押さえれば楽しめます


以下に挙げるのは、観劇してみて
「初めてでもこれが分かっていれば楽しめそうだな」
「これを知っていればもっと楽しかっただろうな」
というのをまとめてみたものです。

★大体見せ場では、
「待ってました!」「〇〇屋!」という掛け声がかかります。
この声を頼りに、舞台にぐぐっと注目!

まず最低限分かればいいのは、舞台に出てくる人々の人間関係かと思います。

皐月
 |
光秀=操
  |
 十次郎 =初菊


という血縁関係です。

このうち、光秀以外の人が前半の物語を進めていきます。 

それから物語の前提として、「光秀vs久吉」という構図があり、
その原因となっているのは「光秀が主君である小田春永を討った」ということ。
久吉は春永の仇を討つために、光秀を追っているのです。 

当然十次郎も父・光秀側で戦いますが、久吉の軍勢にやられてしまうわけです。

ということが分かれば、それほど難しい筋ではなかったと思います。


■まとめ


出だしから何やら切ないし、どんどん人が死んでしまうし、
「お正月の一番初めに観る演目として暗くないか…?」と思ったのが正直なところ(笑)。

しかし確かに笑いどころなどはありませんが、厚みがあります。
筋書のインタビューで、吉右衛門さんが「出演者全員に、しどころがあります」とおっしゃっている通り、 見せ場がたくさんあります。
最後の見得なんか特に歌舞伎らしくかっこよくて、胸がすっとしました。

そんなことを考えると、新年最初の観劇としてはやっぱり良かったのかもしれませんね。
義太夫狂言の名作、堪能いたしました。

シネマ歌舞伎『野田版 鼠小僧』観てきました!あらすじと感想

新年の歌舞伎一発目は、まさかの「野田版 鼠小僧」

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去年のうちに観ておこうと思っていたのですが、年末の慌ただしさに負けて延び延びになってしまいました…
でも新年のシーンもあったので(メインはクリスマスですが)良かった!

【シネマ歌舞伎についてはこちらをご参照ください】
シネマ歌舞伎公式サイト
初めての歌舞伎に「シネマ歌舞伎」をおすすめしたい理由3つ 

★初心者でも下調べなしで、お近くの映画館で歌舞伎を楽しめます!
 
 

■あらすじ


以下、公式サイトより引用します。
シネマ歌舞伎「野田版 鼠小僧」公式サイト

正月、江戸の町では鼠小僧の芝居が大人気。見物客の中で、棺桶屋の三太(さんた)がずる賢く金稼ぎに励んでいます。金にしか興味のない三太は、実の兄が死んでも棺桶屋の出番と喜ぶ始末。その上遺産があると聞いて大はしゃぎ。ところが遺産は善人と評判の與吉(よきち)が相続することに。他人には渡すものかと一計を案じた三太は、兄の死体の替わりに棺桶の中へ忍び込みますが・・・江戸町奉行から幽霊まで、個性溢れる登場人物達を、豪華な顔触れが賑やかに楽しく演じます。

このあらすじは、芝居の序の口のところ。
三太中村勘三郎さん與吉中村芝翫さん(当時は橋之助さん)が演じていらっしゃいます。

この三太と與吉に、義賊である「鼠小僧」の存在が絡んできて、物語がうねり始めるのです。

「野田版 研辰の討たれ」でもそうでしたが、とにかくものすごいスピードと台詞量で展開していくので、最初は耳がついていくのが大変です。笑


■印象に残ったこと


全体の方向性としては、同じく作・演出を野田秀樹さんが担当された「野田版 研辰の討たれ」と近いような気がします。

集団が作り出す考え方の都合の良さ、それに巻き込まれた人間の腑に落ちなさ
現代的で、刺さるものがありました。

以下、印象に残ったことをぽつぽつと。

勘三郎さん三太、ものすごい汗で舞台上を生きます。
気が小さい、心が狭い、どけちな三太。
でもちょっとしたきっかけで子供に不憫さを覚えてしまい、柄にもなく優しくしてしまう。
最初は悪者として描かれるけれど、最後の最後に一番筋が通っているのは三太だと思います。

この三太の姪にあたるおしな中村七之助さん)、三太の血を引いたような性格でなかなかパンチが効いているのですが(笑)、序盤の動きのキレがとんでもなくて目を見張りました! 

あんまりネタバレはしたくないのですが、
名奉行と名高い大岡忠相坂東三津五郎さん)、貞淑で知られる若菜屋後家お高中村福助さん)、周囲から「いい人」と慕われている與吉中村芝翫さん)の「一見」善人トリオ
それぞれ美しいが故により一層憎いですよ~!笑

この三人と鼠小僧が一堂に会す場面、抱腹絶倒です。
乱入する大岡の妻・りよ片岡孝太郎さん)もまた濃い!!笑
 
大岡様、なかなかこういう描かれ方はされない人物だと思います。去年の国立劇場で観たのと同じ人物とは思えませんね。。
そして最後去り際の與吉の表情、本当に腹立たしくて忘れられません(ものすごく褒めてます)

そして特筆すべきは三太と同じ名前を持つ子供・さん太中村鶴松さん、当時8歳でしょうか。まだ本名でのご出演です)。
ある事情で三太と関わりを持つことになるのですが、
無邪気で健気でかわいくて、それゆえにラストの哀しさが刺さる…。
泣かされましたね。。


■野田秀樹さんの言葉〜勘三郎さんと三津五郎さん〜


『天才と名人 中村勘三郎と坂東三津五郎』(長谷部浩、文春新書、2016年)という本の中に、
野田さんご自身がこのお芝居について語っていたところがありました。

天才と名人中村勘三郎と坂東三津五郎 (文春新書) [ 長谷部浩 ]

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実際の舞台を観ることが叶わなかった私としてはどうしようもない文章だったので、
ちょっと長くはありますが引用させていただきます。

「『野田版 鼠小僧』は、勘三郎の鼠小僧が主役に見えるけど、実はちっちゃな悪人です。もっとひどい悪人に大岡越前守がいて、この役を三津五郎がやった。人前ではよい顔をして、残酷に鼠小僧を裁く大団円なんですが、そのときの三津五郎なんていうのは、僕は大好きでしたね。ああいうものを今、じゃあ誰とやるかって言った時に、あのふたり、あの肉体を超える肉体を探すのは、非常に難しいような気がする。…」(p.142)

このお二人の役柄の構図も、「研辰の討たれ」と似ていたと思います(この「研辰」の方の役を三津五郎さんが「スキップじじい」と呼んでいたという話がすごく好き(笑))

裏では人気に執着しながらも、表では懐が深くて余裕のある「大岡様」を演じる大岡忠相と、
その前に屈するか否か迷いに迷う、悪いやつに見えて実はこの場面では一番正しい鼠小僧。

このお芝居で一番考えさせられる場面であり、一番思うところの多い場面です。


■まとめ


大いに笑って、ラストはほろりとさせられて、今回もいい時間でした。
正月休みで体がなまりになまり、正直動くのが大変に億劫ではあったのですが(笑)、観にいけて良かった。

シネマ歌舞伎「野田版 鼠小僧」は明日1/4(金)まで(東劇では1/11(金)までやっているようです)。 
もちろん何の予習もなしで楽しめます!

***

「野田版 鼠小僧」はDVD/Blu-rayも出ていますので、ご都合のつかない方はこちらもぜひ。

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おすすめ日舞公演!日本舞踊協会公演 もうじきです

「日本舞踊に興味があるけれど、機会がない…」
そんな方にぜひともおすすめしたい公演が、日本舞踊協会公演です!

以前この記事でも触れていますが、今日は来月に迫ったこの公演について、ほんの少し掘り下げます。
初心者の私も、ここ数年とても楽しみにしている公演。
初めて観にいく日本舞踊としてきっと間違いないと思いますので、ぜひ足を運んでみてください!




■2019年日本舞踊協会公演の詳細


*公式サイト

・(公社)日本舞踊協会のサイトはこちら
→プログラムのPDFがあり、出演者も分かりやすいかと思います。

・都民芸術フェスティバルのサイトはこちら
→昨年の様子の写真が載っており、雰囲気が分かるかと思います(※写真はPC版サイトのみ)。

*日時

2019年2月16日(土)〜17日(日)
両日とも昼の部12:00開演、夜の部16:30開演

※開場は開演の30分前です。
※上演時間は各部約3時間30分(途中休憩あり)とのことです。
※4公演全て演目が異なります!!豪華!!!

*場所

国立劇場 大劇場

*チケット料金

1等席8,500円【指定席】
2等席5,000円【指定席】
3等席2,000円【自由席・3階】

※各部入替制です。昼夜通しで観る場合、一度会場の外に出ることになります。

★参考★国立劇場3階前方からの見え方はこんな感じです↓
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■公演の魅力①豪華出演陣と演目


若手からベテランまで、日本を代表する舞踊家が流派を超えて一堂に会するこの公演。
演目も古典から新しいものまで、とりどりに楽しめます。 
どの部に行っても満足すること請け合いです!
 
NHKEテレで放送中の「にっぽんの芸能」で、よくこの公演の映像が使われていることからも、その質の高さが分かるかと思います。
踊り好きとしては全公演通いたい勢いです。。どうしても都合がつかなかった。。 

さらっと松本幸四郎さんのお名前があるのも注目ですよ!
(ちなみに歌舞伎役者の方は、歌舞伎のときと全く違うお名前で踊りをなさっていたりするので油断なりません。。)


■公演の魅力②都合がつけやすい


日本舞踊の公演は一日がかりのことが多く、いつ行けばいいのか、いつ抜ければいいのかが掴みにくいのですが、
こちらは公演が昼夜二部に分かれていて、時間の都合がつけやすいのもおすすめしたいポイントです。

公演時間も3時間半程度とあらかじめ情報が出ているので、予定が立てやすくてありがたいですね!

ちなみに自由席の場合、昼の部と夜の部を通しで観る際は、昼の部が終わり次第会場外に出て並び、夜の部開場次第改めて席を取り直します。
やや面倒ですが、2,000円という手頃なお値段でこれだけの踊りを観られるので、私は文句は言いません。 


■公演の魅力③プレレクチャーもあります!


公演を楽しむために、演目や日本舞踊の見方などを事前にレクチャーしていただく機会も用意されているようです↓

【2/12開催!】第62回日本舞踊協会公演プレレクチャーのご案内

【日時】2月12日(火)14時〜15時半
【場所】国立劇場伝統芸能情報館3階 レクチャー室
【定員】先着100名

平日の真っ昼間とあって私は行ったことがないのですが、
鑑賞の手引きとなる情報を、東京大学名誉教授かつ日本舞踊協会副会長の古井戸秀夫さんに解説していただけるとのこと!
そしてなんと無料ですっ!!!

初めての日舞鑑賞で不安、という方は、こちらに参加してみるのも良いのではないでしょうか。
私も行ってみたいなぁ…勉強になるに違いないのに…。  


■まとめ


初めて観にいく日本舞踊でも安心のポイントがたくさんある上に、超一級の踊りを堪能できる本公演。
日舞の公演を観にいく最初の一歩として、これ以上ないほどぴったりなのではないかと思っています。

先にも書きましたが、本当に全公演観にいけないのが惜しい。。

2月は国立劇場で、ぜひ日本舞踊を楽しんでみてください!


【ご参考までに…】
初めて日舞★日本舞踊の公演を楽しむ方法①音の楽しみ
初めて日舞★日本舞踊の公演を楽しむ方法③舞踊公演はどんな雰囲気?

 
プロフィール

わこ

◆首都圏在住╱平成生まれOL。
◆大学で日本舞踊に出会う
→社会に出てから歌舞伎と文楽にはまる
→観劇5年目。このご時世でなかなか劇場に通えず悶々とする日々。
◆着物好きの友人と踊りの師匠のおかげで、気軽に着物を着られるようになってきた今日この頃。

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